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2020年6月7日更新
  • 医師監修

【顔のむくみ】美容皮膚科医が「むくみ取り」を解決!原因と解消法

美容皮膚科に来院する女性から「顔のむくみ」を相談されることもあります。顔がむくみやすい原因、顔が腫れたようにパンパンにむくむ人の特徴や理由、朝・生理前・病気などとの関係性も解説し、実際に美容皮膚科医が実践している「むくみを取る方法・解消法」も紹介します。

この記事の執筆者

美容皮膚科医山下 真理子

顔がむくんでいることで悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。「以前に比べて顔だけ太ってきたような気がする」という相談の多くは、むくみが原因で太って見えてしまっているとも言われています。

美容の相談に来られる方でも、とくに朝起きてすぐに顔がむくんでいるという悩みを持たれている方が多くいらっしゃいます。

年齢とともに代謝が低下すると、以前に比べてむくみやすくなったとおっしゃられる方が多いですが、今回の記事では、顔がむくみやすい時期と原因、そして、顔のむくみ対策についてお話していこうと思います。

 

顔がむくみやすい時期と原因

むくみを経験されている方であれば、一日のうちでも、むくんでいる時間帯や時期に差があるのを感じる方もいらっしゃるでしょう。むくみがおこりやすい時間や時期について少し詳しくお話していきます。

 

朝起きてすぐ

足のむくみが夕方以降に起こりやすいのに対して、顔のむくみは、朝起きたてが一番ひどいという場合が多いです。

これは、眠っている間、体を横たえてじっとしているため、一時的な血行不良が起こり、血液循環が悪くなり、顔に水分が貯留してむくみにつながります。体の下側に流れていた水分が、夜の間に顔までもどってきてしまうのです。

特に、夏よりも冬のほうでむくみやすいのは、寒さで運動不足に陥り、血液を動かすポンプの働きをするはずの筋肉が働かないことも原因のひとつです。寒いからといって水分摂取量が低下すると、血液がドロドロになり、むくみにつながります。

季節関係なく、「むくみやすいから」といって水分摂取量を抑えていると、かえってむくみにつながりやすくなってしまいます。

寝るときの枕が高すぎたり、低すぎたりしても、血行が悪くなって顔のむくみにつながります。自分の体に合った寝具選びも大切でしょう。

 

生理前

一か月の中でも、とくに生理が始まる1,2週間前に顔のむくみが気になるという人もいます。生理中にもむくみが悪化するという場合もあります。

これは、排卵後から生理前にかけて分泌が増加する、プロゲステロンという女性ホルモンによる影響が大きいです。プロゲステロンには、体に水分を貯留しておくという働きがあり、それによって全体的にむくみが起こりやすくなるのです。

生理前は、自律神経が乱れて、血行が悪くなり、手足の末端は血行不良で冷たくなるのに、顔や体幹には血液が逆に貯留して火照ったりぽかぽかしたりなどの体の不調が起こりやすくなります。

不規則な生活をしていたり、偏った食生活を続けていると、ホルモンバランスが乱れて自律神経失調が起こり、生理前のこういった不快感やむくみがよりいっそう起こりやすくなります。

 

睡眠不足

睡眠時間が短いとき、顔が顕著にむくんでいるのを実感される方もいるでしょう。

これは、睡眠時間が短いことによる自律神経の乱れで、顔の血管は拡張して血液を貯留させるのに、手足の血管は収縮して、冷たなってしまうという症状が起こりやすくなります。

また、睡眠不足だと、眠っている間に本来行われる代謝機能がうまく働かず、眠っている間に代謝されるはずの疲労物質が蓄積して、細胞が酸素不足になります。

すると、酸素を補おうと血管が拡張して、同時に、体の末端から心臓に向かって戻ってくる血液量が増加して、結果的に体内の血液循環がうまくいかないことによるむくみが発生するのです。

血液循環不全は、血管の内外における水分バランスを崩してしまい、解消しにくいむくみにつながってしまいます。

 

なんらかの疾患によるもの

腎機能が低下していると、老廃物を水分と一緒に排出する力が弱くなるため、むくみが発生する場合があります。尿が出づらかったり、医師から腎疾患を指摘されていたり、血尿が出ているなどその他の症状がある場合は注意が必要です。

むくみ以外に、頭痛やけだるさや寒気などがある場合は、片頭痛の前触れである場合もあります。

また、頭痛薬など一部の薬剤には、副作用として顔のむくみを引き起こすものもあります。

女性に多い甲状腺機能低下症でも、顔のむくみが発生することがあります。特に生活が急に変わったわけでもないのに、頭痛やだるさ、そのほか何かむくみ以外の自覚症状があったり、長期間にわたってむくみがおさまらずに持続しているような場合は、何かの病気のサインかもしれません。

その場合は、一度受診をして詳しい検査を受ける必要があります。

あと、これは病気ではないのですが、肩こりがひどい人は顔がむくみやすくなるといわれています。

肩こりは、同じ姿勢を続けて筋肉が収縮したまま固まっている状態をいいます。すると、肩より上、すなわち顔の血行が悪くなり、むくみの原因になるのです。

 

顔がパンパンに腫れたようにむくむ人の特徴

むくみと一言で言っても、個人差がかなりありますが、特にひどいむくみを起こす人は、代謝が低いせいであることが多いです。

20代よりも30代以降で、年齢が上がるほど代謝は低下し、血液循環が悪くなりやすく、むくみがひどく起こってしまいます。

睡眠不足が慢性的に続いていたり、常に生活が不規則な人や、偏った食生活で慢性的に栄養不足の人でも、むくみがひどく起こります。

糖質や脂質を摂りすぎていると、血液がドロドロになってむくみにつながりますし、不規則な生活や寝不足は、代謝の低下に繋がるからです。

比較的規則正しい生活をしていてまだ若いのに顔のむくみがひどい場合は、寝具や寝姿勢に問題があるのかもしれません。

体に負担をかける体勢で寝ていたり、体に合わない枕を使っていると、むくみの原因になります。

慢性的に運動不足で筋力が低下していると、一度起こったむくみがなかなかとれにくくなる原因になります。

日ごろから、塩分の摂取量が多かったり、アルコールをよく飲む人も、頑固なむくみの原因になります。

アルコールや塩分には利尿作用があるため、水分をちゃんと摂取しているつもりでも水分不足になり、むくんでしまいやすくなります。

美容皮膚科医
山下 真理子 先生

私が実践しているむくみケア対策

私も、実はとてもむくみやすい体質で、生理前や寝不足の後には、顔だけではなく下半身のむくみにも悩まされています。

普段気を付けていることは、まずは、できるだけ寝不足にならないようにすること。どうしても睡眠時間が短くなってしまうときは、その前後の日にちで調整することで、基礎代謝を下げないように気を付けています。

また、朝起きて顔がむくんでいるときには、あたたかい白湯をゆっくりと飲み、マッサージクリームで顔のマッサージをします。フェイスラインや目の周りなどリンパが滞りやすいところを中心にマッサージをしていきます。下から上に持ち上げるようにすることと、肌をいためないようにしっかりとクリームを塗ることがポイントです。

時間に余裕がある朝は、あたためたホッとタオルと冷たいタオルを用意して、構語に顔に当てながら、肩から首にかけてをマッサージします。あたためたホットタオルを肩においてマッサージするとより効果的です。

二度寝を何度もするよりも、起きて少し散歩をしたりするほうがより早くむくみを解消できます。

一番は、普段の生活習慣を改善することと、適度な運動を心掛けることで、むくみ自体が起こりにくくなりますよ。

 いかがでしょうか。顔のむくみを気にしている人は、ちょっとした心掛けてすっきりと小顔を目指せるかもしれません。ぜひ実践してみてください。

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この記事の執筆者プロフィール

美容皮膚科医山下 真理子

専門分野:
美容皮膚科
自己紹介:
医師(美容皮膚科医)の他、モデル、コラムニスト、恋愛アドバイザーとしても活動中。関西を拠点としながら、全国で美容と栄養の講演会や美活イベントも行っている。

山下 真理子

医師(美容皮膚科医)の他、モデル、コラムニスト、恋愛アドバイザーとしても活動中。関西を拠点としながら、全国で美容と栄養の講演会や美活イベントも行っている。

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